春日・大野城・那珂川町について

筑紫郡那珂川町

筑紫郡那珂川町の概要

福岡市の南部にある町で、近年急速に福岡市のベッドタウンとして頭角を現した地域です。

1990年のJR西日本による博多南駅の開業、2004年の福岡都市高速野多目ランプの開通などで交通インフラが整ってきたため、ベッドタウンとして十分の要素を持っています。

2010年度の国勢調査では人口が5万人に至らなかったため、市制施行が持ち越しになっていますが、推計人口は5万人を超えており、今後の市制施行の可能性を十分に持っています。

筑紫郡那珂川町の道路

那珂川町の主要幹線道路は、国道385号線です。北は福岡都市高速都市高環状線野多目ランプに通じており、さらに北に進めば福岡市南区の大橋地区を経由して天神地区まで行くことができます。国道は博多駅まで続いていますが、右左折が多いため解りづらいため、道なりに進めば天神地区のほうが利便性が高いです。なお、国道を南進すれば東背振トンネルを経て佐賀県の吉野ヶ里町方面に行くことができます。

その他、主要地方道福岡早良大野城線(県道56号)で西に進むことで、小笠木峠を経て福岡市早良区内野地区に抜けることができ、福岡市西部への裏道として使われています。

<参考> 那珂川からも近い。福岡市南区長丘について

筑紫郡那珂川町の鉄道

那珂川町には鉄道の路線はありませんが、那珂川町に隣接する春日市との境界に、JR西日本の博多南駅があります。この駅の住所は春日市ですが、改札を出た先が那珂川町であることから、まさに那珂川町のための駅と言っても過言ではありません。

この駅は、新幹線の車両基地に併設された駅で、元は新幹線博多駅から車両基地への回送線だったものを、JR西日本が旅客営業化した路線です。乗車する車両は新幹線車両ですが、料金は290円で乗車可能です。これまでバスで博多駅まで1時間近く掛かっていたそうですが、博多南線だと10分で到着します。